ABOUT US

初めまして。Noel Works代表のCleyera*です。私たちNoel Works(@Noel_Works)は2017年8月に結成し、「天穹の境界線」というギャルゲーを制作するため日夜作成に励んでいます。中高生のみのメンバーの多くはギャルゲーマーであり、同時にギャルゲーをこよなく愛しています。

▼なぜ、今作るのか

私たちは中高生のみで制作をしています。一見すると、思春期の思い出作り、のように見えるかもしれません。しかし、サークル結成者である私は「大人」の制作したギャルゲーに違和感を感じたのです。私が接した多くのギャルゲーは舞台が学園であり、主人公たちは高校生活を送っています。私たちの「天穹の境界線」も、同様に学生生活の一部分を切り取った作品となっています(後述します)。

私が感じた違和感。それは、「実際の高校生の感性とは離れている」ということでした。実際に高校生活を送っている私たちからすると、違和感がある表現や環境が多いと感じたのです。確かに、完結にキャラクターの心情を表しているかもしれない。でも、実際の気持ちは、こんな簡単に表せるのか?もっと、「思春期してる」作品が欲しい。そして、欲を言うなら、理想の恋愛もしてみたい。それなら、思春期真っ只中の自分たちなら、一番上手く作れる!

私たちはこのような一種の「中二病」的な思いを抱いて、プロジェクトを始めました。

▼「天穹の境界線」という作品

思春期の恋愛の甘酸っぱさやもどかしさ。様々な感情を詰め込んだ作品を目指し、メンバー内で話し合いを繰り返してきました。もちろん表現の仕方というのは多種多様ですので、何回も意見が割れることがありました。案を練り、全員が納得できるクオリティの作品となりつつあります。

話は、ある記憶から始まります。物語の根幹に大きく関わってくるその記憶と、変わらずに紡がれる日々の日常。私たちが本当に作りたい、理想の物語の世界です。

物語は、平凡な学校生活から始まります。既に世に出ているギャルゲと同じような、日常の何気ない一コマ。フォーカスされるのは幼馴染の琴音と、クラスメイトのシエルの2人です。しかしある日、陽翔はふとしたことから「もう一人のシエル」を知ってしまいます。何か欠けたような平凡な毎日。この日を境に、陽翔の日常は大きく動き出しました。実際の思春期の学生のように、悩んで、悩んで、「意味」を見つけ出そうとする陽翔たち。果たして、最後に見えるものはーー。