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───透明な瞬間に、羽が舞った。
その姿に、どことなく懐かしい感覚を覚えた。
主人公、東雲陽翔は過去の影響から、
人と関わることを避けて生きていた。
「そのままのはるくんも、私は好きだよ?」
天真爛漫を絵に描いたような”幼馴染”、
八坂琴音
。
「陽翔って、本当に相変わらずだよな。」
自由奔放な彼の”親友”、
佐伯岳
。
唯一心が許せる2人と関わるだけの、
何も不自由のない日々を過ごしていた。
彼のクラスにはもう一人、
人と関わることを避けていた金髪碧眼の少女がいた。
お互い接点のない、ただのクラスメイトのはずだった。
あの日───もう1人の、”彼女”の姿を見るまでは。
───あの日の言葉の"意味"を。
───この世界に生きる"意味"を。
代わり映えのしない世界に、色が灯っていく。
そして気付くのは、確かな1つの感情。
これは、一人の少年の追憶と、これからの日々の物語。